
■顎関節聴診
市ヶ谷の九段ブルー歯科では、顎関節の聴診により無痛下での顎関節簡易検査を行っています。
先端が二つに分かれた聴診器で左右の関節から発する音を聞き取ります。

頭蓋骨と下顎骨の間には円盤状の軟骨が挟まっており、正常な状態では下顎の動きにシンクロして軟骨も移動します。
顎関節症になると軟骨が圧迫され変形したり、孔が開いたりすることがあります。また、定位置から偏位することも頻繁に起こり、その際には「コキッ」という音が出ます。左右の音を拾う事で顎関節部の動的状態を推測することができます。
これは原始的な診断機器ではありますが、無料ですし、簡便で患者さんにも苦痛を与えないため、多用されています。