
■虫歯菌(ストレプトコッカス・ミュータンス菌)培養検査
多くの虫歯菌の中でもストレプトコッカス・ミュータンス菌は初期虫歯の発生に重大な役割を果たしています。
先ず、ねばねばしたこの菌が歯の表面に張り付いてその場所で強酸を出します。その結果エナメル質表面が溶かされ微小な穴が開きます。次いでサラサラして歯にくっ付くことの出来ないラクトバチルス菌などの虫歯菌がストレプトコッカス・ミュータンス菌のこしらえた穴に入り込み、そこで虫歯を拡大していくのです。
つまり、ストレプトコッカス・ミュータンス菌の有無は虫歯の出来易さに大いに関連しているので、もし口腔内にたくさん存在が認められるようならこれまで以上に”虫歯予防”を強化する必要があるでしょう。
唾液中に存在する細菌を利用した無痛の検査ですので是非お試し下さい。